リフォームQ&A
Q1.リフォームとリノベーションの違いは?
A1.リフォームは今までの間取りはそのままに、床や壁・天井などのクロスの張り替えやキッチンや水回りなどの機器を取り替えるなど、今の住まいを新築のように修繕することをいいます。
リノベーションは、建物を骨組みだけの状態に解体して、用途や機能を改善、向上させたり、間取りなどを全く新しいデザインにし、付加価値を付け再生します。
Q2.リフォームやリノベーションで資産価値が上がりますか?
A2.リフォームやリノベーション後の資産価値は、間取りが今の時代の好みに合うものに変わることで、住宅の価値は上がると言えます。ただし、施工費用がそのまま売値に転嫁できるという訳ではなく、あくまでもそのときの市場マーケットの状況次第となります。
Q3.リフォームやリノベーションで耐震性などは高められますか?
A3.構造部分に手を加え、補修・補強することで、耐震性や防火性を高めることができます。
Q4.住みながらでもリフォーム工事はできますか?
A4.大がかりなリフォームの場合でも工程と工期を調整すれば、一戸建てでもマンションでも住みながら工事を行うことができます。ただし、水廻り等の工事では、キッチンや風呂が使用できなくなる場合があります。
Q5.古い木造住宅の場合、建て替えとリフォームではどちらがいいでしょうか?
A5.全面改修で新築より高額になる場合や、老朽化が進んで構造に問題がある場合などは、建て替えの方が費用を抑えられます。
ただし、建て替えとなると取り壊しや引越し、仮住まい、不動産登記などの費用が必要です。また建物が敷地ぎりぎりに建っている場合など、建築基準法が建築当時と異なっていると規制を受けて、建て替えると今より小さな家しか建てられない場合はリフォームをおすすめします。
Q6.リフォームに.税金の優遇制度がありますか?
A6.耐震・省エネ・バリアフリーのリフォームに税金の優遇があります。一定の要件を満たしてリフォーム工事を行った場合に、所得税の控除や固定資産税の減額などが受けられます。適用要件と申請期限がありますので、事前に自治体へ確認が必要です。いずれも確定申告や市区町村への届出が必要になります。